しろまるは不穏当

世界の片隅でのんのんと生きるおじさんのつぶやき.それでもいいから生きていこうね.

こんな美しい世界に,世界はぼくを忘れてしまうから

おはよう.きれいな早朝の目醒めの
アーチを描きました.たまーにある
こんな日の嬉しさを噛み締めながら
洗濯をします.午前の光がまぶしい.

洗濯機が動いている中,チャイムが
鳴りました.はいはい取りに行くよ.
大きな荷物が届きました,なんだろ.
この物音で同居のひとが起きた様子.
まだもうちょっと休んでいて欲しい
ところなんですけれどもね.ごそり
同居のひとが起き出してきて昼食を
お願いされました.もうちょこっと
待っててもらえませんか,洗濯機が
もうすぐ止まるので.干し終わって
その後にお昼ごはん作りますからね.

洗濯機が止まったら干しに出かける.
わっさわっさ干していると,薄ーく
チャイムの音が鳴った,ような気が.
さすがに取りに行く手間がなくって
今回は同居の人におまかせしました.

もたついて干し終わり,部屋に戻る.
なぜだか知らないけど同居のひとは
出かける支度を終えている.どうも
懸念だった荷物が無事届いたらしく
家で待ってる理由がなくなったとの
ことでした.ついでにその大荷物を
車に積んできたとのこと.さらには
これを別の場所に運びたいそうです.
それでは一緒にお出かけしましょう.

服を着替えててくてくと駐車場まで
歩いていき,車で移動.と言っても
ぼくはなにをするでもなく.無事に
目的地に到着,ごそごそと大荷物を
台車に乗せて転がしていくのをただ
助手席に乗ったまま見送るのでした.

帰ってきたら食事.ぼくはほとんど
入ったことのない,遠い過去に一度
あるいは二度来たことがあるかなと
いう程度のお店に促されて入店する.
おいしそうなものを頼んだのですが
これが大外れ.おいしいというのは
判るのですが,苦手な薬味がどんと
使われており,口をつけちゃったよ.
ごぶらっと吐き出しそうになるのを
こらえて,目を閉じ飲み込んでから
目を皿のようにしていらないものを
横の手皿に移していきます.細かく
刻まれているのでこっちも大変です.
十分ほど格闘して,取り終わったら
パーティションの向こうで食べてる
同居のひとにこっそりと渡しました.
食べていてくださるとうれしいです.

それとは別に届いた品物が,注文と
違っててですね.昨日も同じような
ことが起こったような.おそらくは
人生に嫌われているんだな.これは
すぐに気づいたので注文を見返して
確認後に取り替えてもらいましたよ.
やっと主菜を食べられる状態にして
ゆっくり食べ始める.ところどころ
残ってる薬味の匂いをこらえながら
やっと食べ終わる.ぐったりします.

帰り道に同居のひとがよく寄ってる
お店に寄って買い物.その店の中に
ぼくよりももっと本格的な杖をつき
歩いているひとがいました.ぼくも
いずれああなるかもしれないと思い
そのひとの快癒を祈る.ぼくよりも
若いんじゃないかな.えらく長身で,
身体が常に傾いでいて,付き添いの
ひとと一緒に買い物をしていました.
なんだかすごく印象に残っています.

家に戻って,同居のひとはゲームを
始めたのですが,途中で投げ出して
しまいました.テキストを読むには
眠すぎるそうです.んー,そう言や
ぼくもちょっと眠いや.適当に練る.

目が醒めたら夜.朝起きて夜までの
体力がないんだなきっと.それでは
むっくら立ち上がる.同居のひとは
自分の部屋で荷物を広げて整理とか
していました.なにか手伝えること
あったら言ってくださいね.その間
ぼくは隣の部屋で調べものとかとか.

適当にタイミングを合わせて夕食を
食べましょうかね.夕,というには
ちょっと遅いですが.お茶を淹れて
もごもごもご.おいしくいただいて
満足満足.一緒にテレビなんか観て
楽しく過ごす.お風呂沸かさなきゃ.

だぶだぶとお風呂の支度を終えたら
ちょっと調べものの続き.この後で
巻き尺使って測らなくてはいけない
あれこれがあります.面倒だけれど
まあ,やっておかないとなのですよ.

お風呂に入ってもらって,その後に
ぼくもちゃぽっと入って,服薬です.
明日の支度をしっかりしとかないと
朝からあわてても遅いんですからね.
では,寝ます.明日の朝のためにも.