しろまるは不穏当

世界の片隅でのんのんと生きるおじさんのつぶやき.それでもいいから生きていこうね.

致命傷だね優しさは

うーん.目が醒めにくい.どうして
こんなふうになっちゃったのかなあ.
気がつけば,同居のひとの姿がもう
見当たりません.これはお見送りを
し損ねたかと飛び起きる.ところが
同居のひとは今日は特に出かけない
日だったらしく,自分の部屋でただ
作業をしているだけみたいでしたよ.
少しほっとして,ぼくもしっかりと
活動を始めます.やれやれさんです.

ややあって同居のひとからそろそろ
お昼ごはんの時刻だと告げられます.
おや,そういえばそうですね.では
どうしましょう.食べに出かけます.
最初に行こうと思っていた店がもう
がんがんの満員なのが外からでさえ
見えました.じゃあここはスルーで.
何軒かスルーしたあと,普段はもう
ほとんど来ないエリアへ来てしまう.
それでも同居のひとはおいしい店を
知っているのです.尊敬いたします.

そんなわけでおいしくお昼ごはんを
いただいて,まっすぐ家に帰ります.
同居のひとは夕方少し前くらいから
部屋の中で忙しいそうなので,その
じゃまをしない程度に洗濯などする.

その間に,電話でいろいろお話など
聞かせてもらう.いくらか回復した
お話なので,胸をなでおろしました.

電話を終えて.さて外は寒くなって
干しに出るのも面倒.とは言っても
面倒がってばかりではいけませんし
ちゃんとやりましょう.薄暗い中を
ぱんぱか干していきます.しつこい
汚れを落とすモードで洗ったあとは
きれいになってるかどうか確認して
頷きながら干します.やっと終わり.

同居のひとに声をかけて,このあと
どうしましょうかと相談.晩ごはん
食べに出かけますか,そうしますか.
車に乗せてもらって,適当にお店を
選んで移動.お昼行った店と比べて
だいぶ駐車場が淋しいですが,でも
お料理がおいしければよいのですよ.
はむはむとおいしくいただき,では
帰ります.寄り道はしなくてもいい.

家に戻って,同居のひとに届いてた
荷物を探す.思わぬところにぽんと
置いていたのを見つけ,やっと渡す
ことができました.では,その後は
ちまちまとしたことなど自室でやる.

お風呂の支度は,と同居のひとから
尋ねられ,ああそういえば,なにも
手をつけてなかった.ごめんなさい.
作業を止めてじゃこじゃこお風呂を
洗ったりお湯を貯めていったりする.

同居のひとが作った動画をぽろぽろ
観せてもらって,どんどんと技術が
上がっているのに舌を巻く.どうも
凝り始めたならどこまでも,という
パラメータの高さを見た気分ですよ.

お風呂にお湯が貯まったので適当に
入っちゃってください.それに続き
ぼくも湯槽に浸かりますから.後は
お薬とかもどうぞ服んでてください.
これまたぼくもそれに続き服薬して
いきますから.薬の量だけは相当に
レベル違いですが.今のぼくの状態,
一桁錠で効くわけがございませんよ.
比喩はでなく錠剤がじゃらっと鳴る.
喉の上に水を敷き,その上に錠剤や
粉薬を乗せ,がぶっと飲み込みます.
大げさではなくこれは戦争なのです.

あとはおとなしく就寝.ゆっくりと
明日の手配をして,ぐったりとする.
おやすみなさい,後はまた明日です.