しろまるは不穏当

世界の片隅でのんのんと生きるおじさんのつぶやき.それでもいいから生きていこうね.

「あなたのためなら,止まります」

むむう.なんとか起きはしましたが
ぱっとしません.十時くらいでした.
同居のひとはへろりへろりと自分の
足で歩いて病院へ.そして帰ります.
ひとまずは様子を見ましょうね,と
ぼんやりしたことを言われてお薬を
出されたようですが,明確な病名は
つかないみたい.そのほうが却って
心配です.ともあれ,あとは静かに
寝てて下さい.あまり無理しないで
好きなことをしてて下さい.ぼくは
まだ頭がぼーっとしておりますので
少し寝直します.起きたら起きるよ.

同居のひとはゲームを始めてまして,
ぼくも起きた合間にちょっと横から
見ていたのですが,そのまま床へと
突っ伏して眠りが継続されましたよ.
そろそろ出かける時刻ですね,はい.

本当は同居のひとが心配なのもあり
休もうかなとも思っていたのですが,
大丈夫だからと背中を押されまして
自転車に乗りました.緩い坂を登り
英会話教室に到着です.こんばんは.

あれやらこれやら聞いたり話したり.
こちらから話したいこともたくさん.
ともあれ辞書をたんと用意したので
そのへんのことから話させて下さい.

あーやこーや話して適切に終了です.
それではまた来週.階段を降りたら
同居のひとに電話.今から帰るよと.

買い物をしてから帰宅,軽く食事を
準備して,どうぞ食べてくださいな.
テレビを観ながら,片づいたら次は
またゲームを始めて.どうも以前の
セーブデータがちゃんと移行できて
いなかったらしく,しばらく揉めて
いたみたいです.最後にはちゃんと
うまくいったらしく,新しい物語を
これで始めることができるようです.

長い長いストーリーの導入が終わり
自分の心なりにけりがついたとこで
お風呂の支度を.昨夜はどうなるか
判りませんでしたが,同居のひとが
入浴というミッションをクリアして
いたのが本当によかったと安堵して
いたのですよ.もう大丈夫でしょう.
心おきなくざっぷりざぷざぷ洗って
お湯を貯めます.あとは機械任せで.

ほんのりした書きものを終わらせて
てれてれ息抜き.同居のひとの後に
ぼくもお湯に浸かって,ぐったりと.
そういえば今日は,ぼく自身病院に
行けなかったな.気がつけば一日は
あっという間で.明日は出かけよう.
それではお薬を呷って,寝ましょう.