しろまるは不穏当

世界の片隅でのんのんと生きるおじさんのつぶやき.それでもいいから生きていこうね.

絶望的な話を,ついでに,もう少し.

起きざるを得ないのっぴきならない
事態になるまでぐうすか寝ています.
それでもまあ起床して,服を着替え
出かけます.まずは病院.てくてく
歩いて二十分ほど.予約の時刻には
無事に間に合い,名前を呼ばれたら
検温をして施術室に通されましたよ.
ぎゅむぎゅむ施術を受けつつ,最近
腰の骨が鳴るようになりました,と
報告する.背骨ではなく,なんだか
大殿筋ですとか尾骶骨に近いあたり.
横になって,左足を伸ばすと静かに
ぱきり,と小さな音が鳴るんですよ.
一瞬は痛いのですが指の骨と同じで
癖になるというか.ぱきり.ぱきり.
先生は首をひねっていました.では
ひとしきり施術が終わり,温熱療法.
そこから先にもうひとつ,問診です.

ぜんぜん憶えてなかったので,軽く
驚きました.指摘していただくまで
ぼんやり帰ろうと思ったり.そして
ソファでぼんやり,ようやく名前を
呼ばれたので診察室に入る.えっと,
あんまり変わりません.あと,腰の
骨が鳴るようになりました.やはり
首をひねられる.レアケースなのか
どうかすらも教えてもらえなかった.
もろもろ終わって会計.はあ疲れた.

そこからまた二十分ほど,のってり
歩いて行ってコンビニでお茶.はい,
そこからもたもた歩いて到着します.
今日は最初からひとが少ない.ので
全体的に平穏でした.よいことです.
来週か再来週あたりに新しい作業を
振られるそうで,それは少し楽しみ.
今日は今日で目の前のことをこなし
少々なりとも満足感を得るべきです.

大きな問題もなく本日終了.じゃあ
帰りましょう.四人で歩いてますが
うち三人が杖ユーザーという偏った
団体になっています.さてここから
駅のほうへ.夕方からも病院なので
地面を踏みしめエスカレーターへと,
そのまま運ばれて駅構内へ,そして
ホームへ,電車へと的確に移動する.

その後うじゃうじゃとした人混みを
かきわけて,なんとか病院到着です.
予約時刻の十五分ほど前,あんまり
失礼な時間帯でもない,と思います.
早すぎてもせっついてるみたいだし.

長ーく待っていると,名前を呼ばれ
診察室へ.ここのところの調子など
尋ねられ,あれがああであとこれが
こんなんで,と説明をする.快方に
向かえばいいんですが,いつまでも
斜め後ろ頭らへんにいる悪いぼくが
心をつんつかつっついてくるのです.

それなりの処方箋をいただき薬局へ.
このあたりで同居のひとから連絡が
飛んできて,最寄駅よりももう少し
選択肢の多い,ターミナル駅近くで
待ち合わせとする.あちらも用件が
近辺であったそうなので.それでは
お薬の用意ができて,袋へと詰めて
もらって,それをかばんに詰め込む.

では,待ち合わせ場所は駅の近くの
総合商業施設.ビルへと入ってから
ちょっと自分の買い物を済ませます.
同居のひとに電話をかける.出ない.
ただいま通話ができません,という
見慣れないエラーが表示されてます.
電話がだめならば別の通話アプリで
なんとかする.無事に合流できたら
晩ごはんの算段.やわらかいものが
食べたいとのこと,肉とかは避けて
ゆるやかな食事をする.ぼくはつい
多めに頼んでしまい,それが本当は
シェアするためのサイズなんだ,と
気づくのはあとになってからでした.
いや,でも普通に平らげましたけど.

それでは帰りましょう.駅へ行くと
なんだかものものしい雰囲気.もう
むせ返るほどの人混み.なにひとつ
解決しないままにひとだけが増える.
駅員さんが大声で事態を収束させる
行動を取っていますが,ホームには
上がれないことだし,どうしようも
ないですよ.いったん別の路線へと
移動したのですが,本来のホームが
やっと解放されたのでそちらへ移動.
あふれんばかりの人混みにげんなり.

この電車なら乗れる,と思った時に
さっさと乗っておきます.だけども
ぎゅう詰めの電車は気が萎えますね.
あとからあとから乗り込んできては
どんどん可動域が狭くなる.やっと
電車は発車しましたが,この事故で
誰がどうなったのかは考えたくない.
最寄駅に到着して,まずはホームで
肩で息をする.ちょっとだけ待って,
ひと息つかせてください.それから
目の前のエレベーターで上に,あと
改札を抜けてからエスカレーターで
下に.よろよろ歩いて帰りましょう.

帰り道で,病院がそろそろ閉まると
いうところに行き当たる.時間がね.
明日ここに行こうと思っててね,と
同居のひとにぼやくと,それじゃ今
すぐに行ったほうがいいよ,となる.
最初はどうしようかと悩みましたが
おじゃますることにする.閉院時刻
十九時半のところ十九時二十九分に
入りました.誰ひとりいない.ので
受付をしてそのまま診察室へ.では
いろいろ調べられ,奇跡的に体重が
変動していない.さっきあんなにも
食べたのにね.まあいいや.今度も
処方箋をもらって,薬局へ移動する.
十九時半閉店のところ,十九時半を
ずいぶん過ぎた頃に到着,いちおう
灯りは点いていたのですが,やはり
少し申し訳ない思いで処方箋,あと
お薬手帳を提出.結構量があるので
時間もかかります.準備ができたら
受け取って,料金を払って帰宅です.

家に帰る頃には汗でしとしと.先に
帰っていた同居のひとが,お風呂の
支度をしてくれていました.これは
うれしいですね.あちらはもう先に
入ったとのことなので,ゆっくりと
浸かりましょうか.だけどその前に
さっき駅で買ったおやつをいただく.

そのままテレビを観たりしましたが
やっぱり疲れたのでお風呂に入って
気分をほぐす.その後は自室で少し
落ち着いて,じゃらっと服薬.就寝.