しろまるは不穏当

世界の片隅でのんのんと生きるおじさんのつぶやき.それでもいいから生きていこうね.

星の数ほど泣いてやる

アラーム.起きないと,起きないと.
今日の目的地は初めて行くところで,
どれくらいで到着できるのかどうか
ちょっと読めない.ならば早く行く.
なのでちゃんと起きて手速く着替え
出かけます.ぽつぽつと歩いて駅へ,
そこからゆらっと各駅停車に乗って
静かに移動します.思ってたよりは
人混みもなく,普通に座れたのです.

降りる.ここから先は案内に沿って
ひたすら歩くばかり.思った以上に
歩かされる.間に合うのかどうかと
焦りながらかんかん移動,ようやく
建物が見えてきた.案内を終わらせ
必要な書類とかを再確認して,入館.
結局指定時刻から二十分くらい前に
到着できて,ちょうどよかったかな.

担当さんと対話.昔のことなんかを
繰り延べていくのですが,こんな時
震顫が出るのはしんどいなあ.時々
大丈夫ですかと尋ねられて,いいや
これはもともとなんです,寒いとか
そういう類のものじゃないんですと
説明する.椅子に座っていても肩や
腕がふるふるするのは自分としても
不本意です.本意だったらいいのに.

お昼休憩を挟んで,夕方くらいまで
いろいろと話を進める.今日はもう
このへんで終わりましょう,という
ことになる.また別の方面から次の
連絡が来るそうなので,それまでは
おとなしくしておきます.ためいき.

建物を出て,歩いて駅まで,そして
電車で最寄駅,歩いて家まで時間は
四十分ほどでした.結構かかるのね.
ポストを覗いて内容物を確認したら
リビングにぐでっと横たわりました.

同居のひとに連絡.ぼくからなのは
珍しい.静かにメッセージだけ届け.
ごろごろうーうーとしながら電話を
いじっていると,同居のひとからの
連絡が返ってくる.これから帰ると
いうことで,一日お疲れさまでした.
もっと家に近づいたら電話するとの
ことなので,少し心ほぐれつつ待機.

電話が鳴って移動を促される.では
いつもの待ち合わせです.普段とは
違う方向から車が来ましたが,特に
問題もなく.晩ごはんに行きますか.

ぐるりと移動してお食事処を見つけ
席に通される.おいしいもの食べる.
ちょっと疲れたので水分も多めです.
しっかり食べて,ごちそうさまです.
それじゃあ家に帰りましょう,はい.

駐車場からぽてぽてと家に帰ります.
宅配物は明日届くよう設定しており
通院が終わって帰ってきたあとから
受け取るようにする.お風呂の支度.

同居のひとは忙しいみたい,自室で
お籠もりしている様子.ぼくもまた
自分の部屋でぱたぱたと書きものを.

適切な頃に切り上げて,夜の準備を
いたします.お薬服まないとですね.
慎ましくかつダイナミックに喉へと
薬を投げ入れ,水で流し込んでいく.
ではおやすみなさい,ぼんやりさん.