しろまるは不穏当

世界の片隅でのんのんと生きるおじさんのつぶやき.それでもいいから生きていこうね.

いつも仲良しでいいよねって言われて

煙いブログ:友達いない俺が昨日高校の同窓会にいってきた

でも,友達がいなくてもこんなふうに
人と関わることはできるのだな,と
この長く痛い独白を読んで思いました.
「もっと俺に気まずさを!」と叫ぶ心は
ひねくれつつもとても健やかなのでは
ないかと感じるのですね.たとえそれが
「気まずい」という関係であっても,
そこにしか人との繋がりのとっかかりを
探せないのなら,それに向かって邁進を
していくのは人恋しいからなんでしょう.

幸いにもぼくは学生時分には友人に
恵まれていました.まあ,向こうが
どう思っていたのかはわかりませんが,
少なくともこちらからはうれしくて
穏やかな関係を築くことができたので
よしとしておきまょう.たとえ見下され
憐憫の情と奉仕の精神でもって相手を
していただいていただけだとしても,
こちらは幸せだったからいいんですよ.
そしてぼくもできるだけ友好的な関係を
構築しようとしておりました.それは
博愛のきもちとか相手してあげようとか
そういうのはなしで.人と手を繋ぐのが
心地よいとわかっていたからであります.

しかし時は流れ去る者は日々に疎くなり
中学や高校の友人とはなかなか連絡すら
とれなくなりました.大学院の友人も
全国にちりぢりになっちゃって.大学の
そばに住んでいるのが縁で,大学の頃の
友人とはまだ近しいのですが,それも
やはり全国に旅立ち巣立っていった人が
多いですな.結婚式に呼ばれるとそれが
同窓会になる感じですかね.招待状を
いただけるとありがたくて涙が出ます.
こちらから招待状を送るなんてのはまだ
遠い未来の話になりそうですが,ねえ.