しろまるは不穏当

世界の片隅でのんのんと生きるおじさんのつぶやき.それでもいいから生きていこうね.

花火が上がる空のほうが町だよ

こんな日に限ってちゃんと起きます.
早朝に出かける同居のひとにも無事
いってらっしゃいのあいさつをして
それではまだまだ時間がある午前の
六時すぎくらい.普段はもっさりと
寝てる時刻です.なんでこんなのか
自分でもさっぱりわからないのです.

送り出したらそのままでなんとなく
起き続ける.まあ,今日は通院する
ミッションがありますし.おそらく
二件あるので早めに動くが吉ですね.

病院.まず一軒目.溢れんばかりの
ひとで,椅子は当然のようにすべて
埋まっている.というか,玄関先に
スリッパさえないというのがもはや.
脇にあったこどもスリッパを試すも
足が入るわけもなく.裸足で進んで
診察券を渡し,しばらく待ちました.

ようやく順番が.まあお薬をもらう
ついでの軽い診察といった面持ちで,
体重が減ってたのは喜ばしいと思う.
あと,目が痛いんですが,と埒外
ことを訊いてみる.ここ数日ずっと
なにか腫れてるのかと思うくらいに
痛くてですね.だけど見た目は特に
変わらなくて.お医者さまだったら
何かわからないかと思って訊いては
みたのですが,まあ専門医のほうへ
これから行くつもりなのでそちらで
詳しく診てもらいますか.処方箋を
受け取って,先に次の病院へと行く.

休診日.大丈夫,眼科ならもう一軒
ありますから,そちらに取って返す.
休診日.もうだめだ.だめなんだよ.
しかたなく薬局でお薬を受け取って
帰ります.ついでにお昼ごはんなど
ぶら下げていきます.さあ帰ったよ.

食事をして,ざっと片づけて,では
くたびれたのでちょっと寝ましょう.
目を開くのもしんどいですからねえ.

で,起きる,直前,顔に手をやって
その指が目にぶつかる.その瞬間に
眼球をやすりで削られるかといった
痛みに遭遇する.床を転げ回ります.
どうしようもない痛みにこの身体が
全支配されている.しばらく経って
少し痛みが緩んできて,今のうちに
活動できることだけやっておこうか.

晩ごはん.いろいろ考えるのがもう
面倒なので,冷凍食品に頼りました.
その後自分のディスプレイに向かい
やっておきたいことを済ませていく.
ふと思い立ち,ディスプレイの上に
置いてあるカメラで自分を映したら
やっぱり瞼が腫れている.困ったな.
これは本格的に病気ってやつですか.
でも病院はまだしばらく開かないし.

さて,お風呂って入ってもいいのか
どうかがよくわからない.濡らして
いいものか.目薬を注していいのか.
なにもわからないでぶるぶる震えて
過ごすことになりそうです.やだね.

とりあえず内科精神科の薬は服もう.
あとは流れに任せたゆたゆたゆたう.