しろまるは不穏当

世界の片隅でのんのんと生きるおじさんのつぶやき.それでもいいから生きていこうね.

頬に青い風

目が醒める.まだ暗い闇の中.昨夜
寝落ちしてしまったためリビングで
伏せっておりました.行動しようと
眼鏡を探すも,見つからないったら
見つからない.三十分ほど闇の中を
携帯電話のライトを使ってがさごそ.
何せ同居のひとは寝ているので音を
立てないようにひそひそと探し回り
ようやく見つける.自分の部屋へと
移動し,はてさてどうしたものかと.

結局無為な時間を過ごしてしまって
なんだか罪悪感.台所でなにかしら
食べるのもなんか違うし.とにかく
粛々と,朝が来るのを待ちましょう.

同居のひとが起きるアラームを聞き
朝ごはんの支度をする.昨日買った
食材の存在をすっぽりと忘れていて
まったく別の食事を作ってしまった.
まあ,おいしくいただけたので不問.

今日は同居のひとより早いお出かけ.
それでは行ってきます,後は適当に
おまかせします.自転車を漕いだら
すぐに病院です.今日はなんだろう,
ひとが少ない.背術を受けてる時に
もし時間があるのなら時間を延長し
二倍の時間で身体のメンテナンスを
しましょうか,とのこと.それなら
どうぞそのように.いろんな筋肉を
押したり引いたり.あとは自分での
ストレッチ及び筋肉の鍛錬なんかが
必要のようです.あとはゆっくりと
温熱パッドを当ててもらい気を解す.

まっすぐに家に戻り,宅配便を待つ.
適当にころころ待っていると,まあ
ほどよい時刻にチャイムが鳴ります.
では入ってもらい,宅配ボックス
入れてもらいました.回収をしたら
収納収納.さて,少し眠りましょう.

いい感じにころんと寝て,しっかり
アラームごとに目を醒ます.一回の
お出かけのためだけに十五分ごとの
アラームがセットしてあるのですよ.
一発では起きられる自信がないから.

さて,服を着替えて出かけましょう.
自転車に乗って駅の駐輪場へと到着,
適切に自転車を停めたらがたごとと
電車に乗って病院へと向かいました.

待合室は三組くらいの患者さんたち.
空いてますね.さすがに年の瀬には
通院したくはないのかな.ゆうらり
名前が呼ばれるのを待ち,それでは
診察室へ.ここひと月ほどになにか
変わったことは,と問われ,日々の
移り変わりをほんのり説明しました.

いつもどおりの薬を処方されたので
薬局に行って薬を受け取る.さてと,
ちょっとだけ買い物をして帰ります.

人混みの中で高圧的な文句をつける
クレーマーっぽいひとや,ずうっと
聞こえる声で独り言を呟き続けてる
謎の人物など,年の瀬の忙しなさに
紛れていろんなものが浮かんでます.
買い物をして帰宅.電車に乗る時に
同居のひとからのメッセージを受信.
これから帰るとのこと,それじゃあ
適当に合流しますか.ぼくのほうが
先に家に着くので,待っておきます.

うまいこと落ち合ったら晩ごはんを
食べに出かける.今日もおいしゅう
ございました.そのまま家に帰って
同居のひとはゲームを開始.まあね,
今日はまだ時間が早いからね.では
ゆっくり過ごしてください.ぼくも
ちょっと付き合って,お風呂の支度.

では,お薬服んで,今日は寝落ちを
しないようにおふとんに居を構えて
寝ることにしますよ.ではまた明日.