しろまるは不穏当

世界の片隅でのんのんと生きるおじさんのつぶやき.それでもいいから生きていこうね.

神罰とはそもそもこーいうものじゃ

もやっと起きる.えっと,なんとか
立ち上がって,相変わらず足が痛い.
腰が抜けそうに痛い.それでもなお
動かなくてはいけないのです.では
服を着替えて,出かけましょうかね.

のろい脚を引きずって,杖にすがり
移動します.家を出て少し歩いたら
ゆらりと立ってる方がいらしたので
ご挨拶を.ご健勝のようでなにより.

お別れをして途中買い物をしてから
ようやく到着.セッティングをして
器械が動き始めたところを確認して
作業を開始します.今日もトラブル
発生の予感.なにが悪いんだろうね.

ちょっと感情が制御できないことも
そりゃあるよね,吐き出したら少し
楽になりましたか,誰しも完璧では
いられませんし,欠けたところすら
撫でれば治ります.だから少しずつ
時間をかけて慣れていけたらいいね.

どたばたの後,昼休憩.やれやれー.
ちょっと外の空気を吸いに出かけて
逆にたばこの煙に巻かれたりもする.
だけどまあ,ちょっとお話なんかも
聞きたいので,ゆっくりおしゃべり.

ほどよいところで部屋に戻り,では
作業再開.指先が震えそうになって
しまいますが,角度を変えたりして
なんとか継続する.少し遅くなって
しまったとしても,間違えないよう
やっていければと.はあ,疲れたね.

そろそろ帰る時刻ですよ.よろよろ
帰り支度をして,ゆっくり進もうね.
歩いて歩いて,それでは帰宅します.

ひとりで過ごしていると,ゆっくり
ドアの鍵が開く音が聞こえてきます.
ああ,お帰りなさい.どうもどうも,
お疲れさまでしたね.同居のひとが
戻ってきてうれしい.ちょっと喉が
痛いとのことなので,荷物を下ろし
すぐに病院へ向かいました.どうぞ
お気をつけて.混んでるかもですが
ちゃんと待ってますから.そうして
冷房の効いた部屋でだらだらとして,
やがて同居のひとが帰ってきました.

さて,晩ごはんに出かけましょうか.
店を決めて,席に着いて,ソファに
座ると,づるーっと嫌な感触がする.
あーあ,ズボンの内股がずたずたに
破れてしまった.デブデブあるある.
そそくさと食事を終えて,とっとと
帰ります.要らぬ恥を現在進行系で
かき続けています.服の役目を終え
ただの布に成り下がったものを脱ぎ
別のものに取り替える.ああ罪悪感.

お風呂の支度をして,同居のひとと
一緒にテレビなど観ていたのですが
同居のひとはやっぱり疲れてるのか
とても眠そう.奇妙な角度の姿勢で
固まっていたので,お風呂に入って
身体をなだめるようにと勧めました.

はい,ぼくもお風呂に入りましょう.
ゆたーっと浸かって,あとは器械の
メンテナンスをして,では服薬です.
どうせまた次もぐったりとした朝が
やってくるでしょう,がっかりです.
終わらない悲しみに沈んで眠ります.