しろまるは不穏当

世界の片隅でのんのんと生きるおじさんのつぶやき.それでもいいから生きていこうね.

少なかった ≒ なかった

朝起きる.なんとか朝の部類ですが
決して褒められたものでもないです.
ちょっと水を飲んで,念のためとか
言い張って寝床に軽めに戻りました.
眠りはしないけどちょっと電話など
眺めていたら,ちょびっとうとっと
したりもする.巻き戻してまた見て
うとっとうとっとして,中途半端な
眠気をなんとかすべく立ち上がって
机に向かう.もにゃもにゃと作業を
してからひと息つきます.ふみゃあ.

やっぱり眠くなってきたので,再度
おふとんへ.最近こんなのばっかり.
きれいなカーブを描いて入眠するよ.

おかしな夢にとまどいながらやっと
目を醒ます.同居のひとが起きてて
お昼ごはんどうするかを尋ねられて
何時かなと時計を見る.十四時かあ.

それでも果敢に出かけます.しかし
どこもかしこもお店はいっぱいです.
駐車場が空いてないっぽいですねえ.
ぐるーっと遠い所まで来てしまって
やっと行けそうな店を見つけました.

靴を脱いで入店します.テーブルと
掘りごたつとどちらがいいですかと
尋ねられ,掘りごたつとなりました.
ここの設備はよい,気に入りました.
普段は掘りごたつと床との間が狭く
出入りするのに大変苦労をしますが
この店は充分に空間があって大丈夫.
腿が太すぎるのでこういうところで
生きにくいのです.マイノリティに
細やかな配慮がされている気がする.

注文をして,料理が届いたら舌鼓を
打ちます.おいしいおいしい.でも
跳ねで染みを作ってしまい,帰って
すぐに服を脱いで洗濯してしまおう.
コンビニに寄って適当におやつとか
買ったら,家に戻って服を脱ぎます.
一般人はあんまり使わないであろう
量の漂白剤を叩き込み,染み抜きに
使える洗剤を吹き付けてドラムへと
放り込みます.ぐるぐる回っててね.

同居のひとはすぐにゲームの世界へ
没入していきます.ぼくはさきほど
ポストを覗いた時に届いてた資料を
機械に噛み合わせます.しっかりと
情報を付与させて,いったん静かに.
思った以上にするっと体と耳の中に
入ってくるものでした.この勢いで
もう一件ぐじぐじと整理をしてたら
一部データ欠損があることに気づく.
これは困った.この部屋のどこかに
原本があるはずなのですが,それを
どこにしまったかが問題.おそらく
一日探せば見つかるとは思いますが
怖ろしいのは荷崩れ.目線の高さに
かずかずのものが積み上げられてて
下手に触ると崩落するのです.以前
ちょっと体がふらついてぶつかって,
なすすべもないほど崩れてしまって
なすすべもなかったことがあったな.
こういう時,ひとはほうけてしまう.

まあ物理的なものを探すのは今では
ないでしょう,リビングに戻ったら
同居のひとが晩ごはんを所望される.
二十二時近いですが,まあいいかな.
簡単な食事を用意して一緒に食べる.

その後お風呂の支度をして,やはり
ちょっと気になるので自分の部屋を
掘り返す.ほこりまみれになりつつ
あちこちを漁りましたが,成果なし.
しょんぼりしながらあとを片づけて
粉っぽくなった身体を湯で洗います.

お薬服もうね,明日は病院にだって
行きましょうかね.では,おやすみ.