しろまるは不穏当

世界の片隅でのんのんと生きるおじさんのつぶやき.それでもいいから生きていこうね.

私たちはいつだって,華やかに叱られたい

起きる.いちおうは朝ですね.では
少しお腹が空いたのでうっかり台所.
もにゃもにゃと食べものを温めたり
食べたりして,なかなか時間をとる.

食べ終わったら自分の部屋に戻って
作業を少し.いいかげん進めないと
いけないものをなんとかしなくては.

てもてもと指を動かしていたところ
同居のひとが起きてきます.おやー,
もうそんな時間ですか.今日はどう
動くんですか.尋ねてみると,まず
お出かけするそうです.その件では
お手伝いできることはなにもなくて
ひとまずお見送りを.外は雨ですよ,
どおりで眠気が増してきたわけです.

それでは行ってらっしゃい.ぼくは
低気圧に負けて少し寝ることにする.
しばしの間,さよなら世界.むにゃ.

少し経って目を醒まして,それでも
ぐうたらむにゃむにゃ.音楽なんか
聴いていたのですが,なんだか気が
ぐだぐだしています.ゆっくり起き
ゆっくり立つ.機械の前に座ったら
調べものとか.高い機材の値段だけ
確認して,はうっとため息をこぼす.

同居のひとから連絡.お疲れさまで
ございます.それじゃ家に戻るころ
電話ください.適当に待ちますから.

ほどよい後に電話が鳴り,てくてく
駐車場へと.移動中にちょうど車が
やってきたので乗り込ませてもらい
晩ごはん食べに出かけるよ.今日も
あんまりおなかが空いていないので
ゆるやかに食べましょう.ごろりと
入ったお店,すでに駐車場からもう
混んでいました.それでも真面目に
待ちました.大口のお客がどかっと
退店したらしく,思ったよりは早く
席に通してもらいました.よかった.
適当に注文して適当にいただきます.
この店では顔を覚えられてるみたい.
だからこそおとなしく食べましょう.

食事を終えて家に帰る.とろとろと
自室にて実にならない作業をします.
お風呂の支度を終えたら,ゆっくり
時間をかけて心のささくれをこすり
ひやひやした気持ちを温めなおして
薬を服んだりします.ぐったりです.