しろまるは不穏当

世界の片隅でのんのんと生きるおじさんのつぶやき.それでもいいから生きていこうね.

あんなに一緒だったのに

流されるように起こされて支度する.
早朝から車に乗せられうどんの国へ
拉致される.一軒だけ,どうしても
行きたいからと言われてついていく.
車内では後ろの方でまるまって睡眠.
実に心地よさそうに寝ていたそうな.


途中行程をすべてすっとばし,ふと
起こされたら正午ちょっと前.んで
炎天下にぞろぞろと行列に並びます.
頭の中がからっぽのままつらつらと
進んで行き,うどんを注文,食べる.
コシが強過ぎず美味.ごちそうさま.


一軒だけのはずが,次もうどん屋へ.
どうみても民家だけどのれんがあり
くぐるとちょっとした食堂スペース.
うどんとそばのアベックでひとわん.
だけどダシではなく醤油を直掛けで
ちょっと味が濃過ぎる.うんうんと
唸りながらなんとか完食.さらには
もう一軒と進みますが,食欲だけの
問題ではなくもう無理.お外出るの
もういやー.車の中で休んでるから
ふたりで行ってきて.ごめんなさい
ノリが悪くて.そんなわけでひとり
車内でおるすばん.もちろん暑くて
ドア全開放でした.端から見てると
死んでいるみたいだったようですが
暑くてだるくてやる気もないわけで
見かけとか見栄えとかどうでもよい.


その後さらにどこか回ったようです.
後はずっと寝てたので憶えてません.
気がついたらもう家の近所でしたよ.
小旅行というせっかくのネタは全く
活かされないまま帰宅.もういいや.


家で溜まった動画を処理していると
居候君がたまりかねて睡眠に落ちる.
その後夕飯の手配.食事.なんだか
食べて寝ることしか書いていないぞ.
夕食を終えると今度は同居のひとが
ダウンする.無理もない,ドライブ
楽しみにしてたからなあ.それから
明日も明後日も仕事らしいので今日
どうしても運転したかったそうだし.


適当に後片づけを執り行い寝る準備.
ずっと誰かと一緒にいたのにとても
ひとりぼっちだったような気がした.