しろまるは不穏当

世界の片隅でのんのんと生きるおじさんのつぶやき.それでもいいから生きていこうね.

きぐるみと採寸

世界最低のおどりっ.今日は無事に
朝きちんと起きられました.だけど
午前七時は病院ではそんなとびきり
早くもありません.周りの生活音で
起きただけなのです.まあよろしい.


さて昨日看護士さんに食事について
尋ねられ,朝のパンを飲み込むのに
えらいこと苦労していますとこぼす.
するとそれじゃあ朝のパンはお粥に
変えましょうかという提案.わーい.
ところが今朝は見事にバターロール.
蜂蜜マーガリンつきだったのでつい
黙って全部食べました.まあ昨日の
時点でそんなすぐには反映されない
話ではありましたが.しかしすると
明日の朝だけがお粥ですか.うむう.


まあそんなこんなで,喉に違和感を
抱えつつも飲み込めるものをぜんぶ
口に入れて飲み込み,食事を終える.
その後すぐ朝の検診.特に変化なく
明日退院ですと告げられる.あとは
しばらく安静にして,二日後にまた
病院に来て診察しましょうとのこと.


そういうわけで退院の準備を整える.
荷物は取りまとめて,同居のひとに
だいぶ持っていってもらう.あとは
かばんに入る程度の本と書類と衣服.
そういえば文庫本が一冊残っていた,
骨太なので読むのも大変だったけど
今読まないとまた流しちゃうかもだ.
黙々と読み進め,結局夢中になって
読破.精緻なミステリSFを堪能する.


看護士さんが現れ,診察券を渡して
くれました.明日は朝食後にこれを
入退院受付に持っていき清算した後
再度病棟に上がってきて詰め所へと
書類を渡せば退院の手続き終了とな.
今回の入院にかかった費用などなど
概算で教えてくれました.予想より
はるかに下回ったので,心より安堵.
夕飯を食べて,さあ最後の夜ですよ.


外の世界に戻ったら,それはそれで
いろいろあるけれど,ちょっとずつ
こなしていこうね.いろんな意味で
心のリハビリ.まだ喉は痛むけれど
少しずつ治していけばいいんだよね.