しろまるは不穏当

世界の片隅でのんのんと生きるおじさんのつぶやき.それでもいいから生きていこうね.

かつぎこまれた

ふしゅるー.ふしゅるー.不穏な喉の
音が鳴ります.妙な汗はかくし喉の奥
痛いし,これはおそらく風邪ですなあ.


最初は今手元にある薬だけでなんとか
しようと思っていたのですが,どうも
これはちょっとやっかいな状態かもと
思い始める.昼に起きて昼ごはんパス,
晩ごはんはおかゆとその他おかず数々.
同居のひとにステーキの焼きかたなど
教えつつ,とりあえず食べてまた寝る.


汗がじっとりしてきて,とりあえずは
熱を測ると,36度5分から37度1分まで
上昇してきた.見るに見兼ねてついに
同居のひとの判断により病院へと車で
担ぎ込まれる.もちろん夜なので救急.


救急病棟にはさまざまなドラマがあり
日常とは少し違った空気.そんな中で
熱が37度で熱があるんで風邪薬くれと
言いにいくのは厚顔無恥だと思うんだ.
だけどまあぼくもつらいのは確かだし
1時間くらい名前を呼ばれるまで待って
みるくらいは許されるんじゃないかな.
腕を折ったひと,肺が機能不全のひと,
もう少しで臨月のひとなどいろいろな
ひとに囲まれながらようやく診察開始.


症状を説明して,聴診器を当てられて,
結果的に風邪ですねとの判断.水分を
たんと摂って静養して下さいとのこと.
だけど明日から仕事なんですよう,と
ふと愚痴をこぼすと,それはとっても
ブルーやねと鼻先で心配される.うう.


さて薬をもらうと.レキソタンを確認.
ジェネリック医薬品ケンタンと同じ
成分の薬.これって同時に服むのは可?
問い合わせてみると薬を変えてくれた.
とはいえそこにも時間がかかるわけで,
これならそっと薬をもらうだけもらい
家に帰って不要な分は捨てた方が時間
食いつぶさなくて済んだかも.その後
ボルタレンを処方される.…この薬は
安全性にうんたらかんたらとか以前の
ニュースで聞いたことがある,ような.
とはいえ処方されたんだからしっかり
真面目にいただくしかありませんです.


家に帰って薬を服んでばったり.明日
仕事に行けるかなー.行けたらいいな.