しろまるは不穏当

世界の片隅でのんのんと生きるおじさんのつぶやき.それでもいいから生きていこうね.

いもむし以上

世界は光に閉ざされて,どこもかしこも
明るい世間様.顔向けのできないぼくは
うつむいて布団にくるまります.だけど
今日は会議の日で,ばっくれるわけにも
いかない.お昼を過ぎて太陽が真南から
ずれたころに会社へなおざりに出社する.


肩の痛みを抱えながら仕事.あーなにも
考えたくない.今月はものすごく給料が
減るようだ.風邪で休んだり心の風邪
遅刻したりしてるからなあ.昨日の夜に
発作的に書いた文章についてコメントが
いくつか届いていて,励ましのことばを
身に受ける.そのこと自体はありがたい.
だけどこんな同情を引く真似はいやなの.
本当はいいとこ元気なとこ見せてたいし
お涙絞り取るような悪どい文章書いたり
したくないんです.だけども心の衝動が
黒い嵐を吹き起こすとこうなっちゃって
どうしようもなくなるんですよ.悦びに
咲く花が枯れてしまったなら,簡単だよ,
ぼくは男で,とても心が弱い.とても.


定時を終えて19時から会議.話の内容を
ずっぱり割愛して,終了したのは22時を
だいぶ回ったころでした.まだみんなは
侃侃諤諤と意見を述べていますが,もう
ぼくは疲れに耐え切れなくて帰宅します.


家に帰って先日頼んでおいた本が届いて
いるのを確認.本に沈んでこのままもう
引きこもってしまいたい.そう嘆きつつ
明日はやってくるんです,わかってます.
明日の来ない方法を考え続けます.でも
それを実行するのはやめておきましょう.