しろまるは不穏当

世界の片隅でのんのんと生きるおじさんのつぶやき.それでもいいから生きていこうね.

扉を,開けて.

昨日は無理でしたが今日はなんとか
仕事に出ることができましたよ.でも
自分でドアを開けられないので気弱に
同居のひとに開けてもらいましたよ.
時々こんなふうに弱っちゃうことが
あるのが困りものです.病んでるな.
病んでるよ.さらにはそのまま車で
職場まで送ってもらいました.多謝.


いったん外に出てしまえばなんとか
人通りの少ない道を選びたどり着いて
しまえるものです.外に出るドアは
開けにくいのですが中に入るドアは
なんとかなります.鍵を差し込んで
きりくると回します.お仕事しなきゃ.


しかしこういう日に限って来客とか
普段起こらないことが起こるんです.
全部ひとりでやるのは大変ですよう.
要領を得ないお客さまにあれこれと
資料提供.自分が一番要領を得てない
なんてことは千年先まで秘密の話です.


日が沈むと外を歩くのも少し気が楽に
なるもので,くらやみ男となって白い
影のまま歩いていきます.会社周辺は
学生がたむろして賑やかなのですが,
突き抜けてそそくさと家へ帰ります.


じゃらっと薬を胃の中に放りこんで
頭の中のもやもやが消えるよう祈る.
明日は明日の扉を開けられますように.