しろまるは不穏当

世界の片隅でのんのんと生きるおじさんのつぶやき.それでもいいから生きていこうね.

はなうたまじり

家から駅へ向かう道には,花を咲かせる木が
たくさんある.そのうちのほとんどが,今の
季節にはさくらを開く.立ち止まる交通人が
いるくらい,しんとした美しさを湛えている.

そのまま駅へとぽけぽけ歩いてゆき,次には
友人との待ち合わせ場所へ急ぐ.ああ,だけど
少し遅刻だ.今日は夕方から天気が悪くなると
いうはずだったのに,最後まで晴れましたな.
おかげで花粉症の被害を甚大に食らいました.
左鼻からはいらん液体がこぼれ,右鼻は奥まで
乾燥仕切って呼吸自体がつらい.そしてまた
眼球を引っこ抜いて蒸留水で冷やして洗い
目にかぽりっとはめ込みたい.世界が桜色の
霞みに包まれているよう.相当疲弊したので
お家帰る.でも同居人は花粉にもっとやられて
いたようで,寝込みっぱなしだった模様.じゃあ
どこにもごはん食べに行けないね,そんなことも
あろうかと食材はちゃんと仕入れて来ましたよ.

段取り悪くて時間がかかりましたが,なんとか
食事をサーブすることができましたー.食えっ.
せいでりしゃすおあだーい.嘘です御粗末樣です.

さてここからぼくは薬を服むわけですが,これから
先にどうなるかはわかりません.へにょへにょ.
何度か電話を書けてくれた数人,すみません.
今日は閉店,またのお越しをお待ちしております.