今日病院に行ったら，署名を求められました．ああ，
ついにこの時が来ましたか．精神保健法32条，これが
見直される事になっていたんですね．これまでいろんな
病院にかかっていましたが，実は精神科についてだけは
お金を払っていなかったんですね．いくつかの手続きを
済ませて申請が認められれば，精神保健法32条に基づき
患者の医療費負担が5%，あるいは地方自治体によっては
ゼロになる，という制度を利用していたのです．しかし
この制度が政治経済を圧迫しているとかいうことで，
なくなってしまうという危機的状況に陥っています．
患者負担率が上がったり，対象が狭まってしまって
この制度を受けられなくなったりという可能性が出て
しまうわけですね．患者や病院にとっては死活問題と
なってしまうので，これは法の改悪と囁かれています．
以前この動きがあることを知った時に，医師に相談を
したところ，「法案が通ったとしても適用されるのは
もっと後の事だと思うし，心配しなくていいよ」と
励まされたのですが，それが今では署名活動を行なって
なんとかして食い止めようとする状態となっています．
たぶん事態は逼迫しているのだろうなー．自分自身の
財布の中身にも直結する話なので，珍しくさらさらと
名前と住所を晒して署名して来ました．こういう小さな
草の根運動が，上からの圧力を撥ね退けた事例って
どれくらいあるんだろう…．という消極的なことも
頭をかすめましたが，何もしないよりはいいかなーと．
この反対への声が大きくするための一歩．とりあえず
並んで半歩でもいいから進めてみたいと思いました．
もし同意してくれるひとがいらっしゃいましたら，
なにか手を貸してくれると助かります．おねがい．
