しろまるは不穏当

世界の片隅でのんのんと生きるおじさんのつぶやき.それでもいいから生きていこうね.

北近畿の車窓から

いったん会社から家に引き返して荷物を取り換え,自転車を
家に置いてのこのこ歩いて駅まで.さすがに数日間放置すると
自転車持ってかれちゃいますので.おとなしく家に置きました.

ぼくの身体の中には鉄属性がゼロなので,移動手段において
ひとりで長距離列車というものを使うのは初めてなのですね.
今回は移動方法と待ち合わせ場所を指定されてしまったので,
ひとまず大阪に出て JR に乗り換え長距離列車の城崎行きへ.
そして思い入れがないもんだから乗った途端ぐうすか寝る.
窓の景色を楽しむとかいう風流加減がないのはよくないねえ.
終点までごーっと居眠りしたままでした.よく寝たよく寝た.

駅に着くとじきに迎えが来て,友人たちとそのまま温泉直行.
おいー,荷物くらい置かせてくれーとか思うが強制的に移動.
みんな下駄履きでからころ風情豊かなところを,ひとりだけ
普通の靴で普通の服.温泉街は下駄の音を鳴らしてこその
楽しみだというのに.でも浸かった温泉が気持ちよかったので
そういう気持ちは湯気とともにさようならなのでありました.

そこから宿に着いて荷物を降ろしてのんびりする.ごはんが
自動的に出てくるのはいいですな.自分で作るよりよっぽど
おいしい気がします.まあ,そのぶん金も取られるけどねえ.
あとは部屋でほやーんとテレビを見ながら,修学旅行気分で
布団を敷いて枕投げ.テンションがハイになっております.
もさもさと遅くまで喋り込んだり,寝てもまた起きたりで
ちっとも休みになっちゃあいねえ.そんな一日でありました.