しろまるは不穏当

世界の片隅でのんのんと生きるおじさんのつぶやき.それでもいいから生きていこうね.

数十分,ノイズに包まれ

朝.のろりのろり,のらりくらりと
なんとか起きてくる.同居のひとは
さくさくと身支度を整えていますが
ぼくはそれに少し遅れる.それでは
一緒に出かけます,朝ごはんを食べ
車でごろごろ.さて病院に降ろして
もらったら,地下へ地下へ検査室へ.

MRI 検査のため荷物をじゃらじゃら
ロッカーに入れる.金属類は禁止ね.
検査着に着替えたら,前室で眼鏡を
外して最終的に機械の中へ.これが
身体の幅が機械になんとか入る程度.
ぼくですらそうなのだから,もっと
恰幅のよろしいひとの場合いったい
どうするんだろう.ともあれ無事に
検査は終わって家へ帰ります.徒歩.

帰りの途中で錆びた鉄枠にぶつかり
服が錆び色になってしまう.これは
速攻で洗濯.シャボンぐじゅぐじゅ.
さくっと洗い終わって色を確かめて,
さらっと乾燥させる.こんな生活を
続けています.布が白くなるのって
単純に楽しいですよ.ぼくの場合は
ほとんどが白ですから,喜びも一入.

さて落ち着いた.作業に入りますか.
少々の手の震えでキーボード入力も
手間取りますが,まあしかたないし.
誰のせいでもありゃしない.なので
左手の小指を酷使して作業また作業.

同居のひとからぽこんと連絡が入る.
それでは,晩ごはん食べに出ますか.
駐車場にてほんやりと待っていたら,
実は先に到着していてぼくがそれに
気づかないままぼーっと黄昏の奥に
立っていたようです.うん不審者だ.

適当にいろんなところを見て回って,
よさげな店を選んで食事しましょう.
途中で甘いものを食べたり飲んだり,
いろいろ満たされた心地で家に帰る.

お風呂の支度をして,食べこぼした
シャツをさらに速攻で洗濯しますよ.
届いていた本をめくって,それから
しっかりため息をついて.やっぱり
物理的にめくることができる一点で
電子書籍と物理的な本とは違います.
どちらも好きです.まあ最終的には
何が書かれているか,でしょうから.

ではお風呂に入って寝ましょうかね.
明日はゆっくりと呆けていられそう.