しろまるは不穏当

世界の片隅でのんのんと生きるおじさんのつぶやき.それでもいいから生きていこうね.

トラブルまとめてドン,さらに倍

食事が終わってから実家の方へ電話.先日の入院で
高額医療費適用が認可されたので,病院の領収書を
集める必要があったのです.で,手紙で送ってねと
頼んだのですが,そこで驚愕の事態を知ることに.

やっぱり実家を売っ払うんだそうな.で,大阪に
戻って来て,アパートでも借りて夫婦で住みつつ
仕事を探して第二の人生歩むんだそうです.むむむ.

「せっかくやからお姉ちゃんとこの近くでアパート
探すわ,どうせおまえ相手してくれへんやろ」.
まあ確かにあんまり相手はしないだろうとは思うが
こんなに殊勝でしおらしいことを言うひとでは
なかったのだけれどね.実はなかむら家は非常に
短命な一族で,父方の親戚は60歳を越えて生きた男は
父親がすごい久しぶりだったのもあり,自分が年を
取ってしまったことを深々と感じているのだろうか.

ただ問題は.実家に残してある本.本の山.というか
スチールの書棚に詰め込んである本そして本.これは
小学校のころからすべて捨てずに取ってあるもので,
実際希少価値もなくはないかもしれない.言葉狩り
ひっかかって今では削除された文面も残っている版を
保存していたりもするのである.それを捨てないで
ちゃんと指示通りに取っておいてくれたことには感謝.
しかし置き場所がね.ないんだよね.頑張って稼いで
どこかトランクハウスでも借りるしかないのかなあ.
というか捨てると言う感情は微塵も起きないあたりが
本の虫としての意地というかダメ人間の証というか….